【オープンキャンパス】実力派声優・関智一さん来校!トークショーの様子をレポート

イベント
授業/特別講師/講演会
声優学部

5月31日、KADOKAWAマンガ・声優アカデミー大阪校のオープンキャンパスに関智一さんが登場!

『ドラえもん』骨川スネ夫役・『鬼滅の刃』不死川実弥役・『呪術廻戦』パンダ役など、数多くの作品に出演されている関さんによるスペシャルトークショーが開催されました。
デビュー以来長年にわたり、実力派声優として活躍を続ける関さん。イベント中にはご本人から「つい熱く語りすぎてしまって」と本音がもれるほど、終始白熱したトークが展開されましたよ。その様子をレポートします!

声優になろうと思ったきっかけは、小学生の頃にあったそう。自宅でひとり留守番をしながらテレビを見ることが多く、「テレビの世界で活躍する人になりたかった」と振り返ります。

「お芝居にも興味がありましたが、カッコいいタイプではない僕がやるなら、声優がいいんじゃないかと思ったんです」と打ち明けてくれました。
小学生時代の関さんは行動力もすばらしかったようで「好きな声優さんが出ているテレビ番組の見学をしたいと、テレビ局に連絡して訪問しましたね。漫画家さんの事務所にも電話をかけてお邪魔し、サインをもらったりアシスタントさんに遊んでもらったりしたことがありましたよ」というから驚きです!
「ダメだったら断られるだけで失うものもない。受け入れてもらえたらラッキーだからやってみようと思っていましたね」

子ども時代はどんな作品を見ていたのか聞かれると、「昔の作品より、今の作品で時代の流れをまず知ってそれに順応することが大切。そのうえで、たとえば歌舞伎や落語など、幅広いジャンルの昔の作品を取り入れて武器にできるといいですよね」と教えてくれました。
関さんは劇団の座長としても、30年以上活躍しています。「お芝居の脚本、照明や音響、劇場の決定、公演を知らせるチラシなどすべて自分たちで手配します。苦労も多いですがやっぱり楽しいので、ここまで続けてこられたのかなと思います」

演劇と声優との違いについても語ります。「声優の勉強ばかりしていると、知らないうちにこのキャラはこういう演じ方、などと型にはまってしまうのですが、お芝居は自由度が高いので刺激になりますね」

学校でも、自分の演じ方を指摘されたとしても落ち込む必要はないそう。「別のところへ行けば良いねと言われるかもしれない。もちろんルールを守ることは大切ですが、その枠の中でうまく泳いで楽しんでやることが大事です」とのこと。
学校生活に関する話題はさらに続きます。
「ほかの人たちと一緒に学ぶことで、自分の声優やエンタメに対する好き度合いをはかることができますよね。ひと口に好きといっても程度の差がある。やっぱりとことんのめりこむくらい好きなほうが、成功する可能性も上がるんです」
自分の情熱が周りより強いと感じるなら自信になるし、この人にはかなわないと思ったら向き合い方も変わってくるそう。

「声優ではなく、違った形でエンタメにかかわるほうが向いていると気づくこともあるでしょう。自分がどういう状態にいるのかを常に見ることができれば、うまくいきやすいと思いますよ」とアドバイスしてくれました。

そして、「学校では友達付き合いや恋愛をどんどんしてください!」と関さん。友人とケンカしたり好きな人とコミュニケーションをとったりしながら人と向き合うことが、何よりの財産になるのだとか。
「友達との関係の中で自分が思い巡らせた思考などが、今の自分にすごく役立っていると実感しています。世の中の人たちがやっているようなことを、学校というコミュニティの中で経験すれば勉強になると思います」

トークショーは学生からの質問コーナーに移ります。 

 ――さまざまな役を演じてきた関さんですが、演じ分けのコツはあるのでしょうか。 

「声を演じ分けるというより、呼吸や話す姿勢に着目するといいですね。緊張すれば呼吸は浅くなるし、堂々としていたらゆったりしてくる。不良ならちょっと斜めに構えて喋りますよね。その息づかいや雰囲気がセリフのペースをつくっているんです」と深い回答が返ってきました。

――これからデビューする新人声優に大切なことはなんですか? 

「事務所に入っても、一般企業に就職したような気持ちにならないこと。声優はいわば、お店(事務所)に並んでいる食材です。まず声優一人ひとりが自分を磨いて新鮮な野菜や魚になることが大切。自分がそんな存在かどうか、いつでも冷静に見る必要があると思います」とアドバイスしてくれました。 

「うまくいかないこともあるけど、うまくいけば楽しいこともたくさんあるのが声優です。自分の情熱を大切にしつつ冷静な部分もあわせもって、年に1回くらいはこのまま続けていくかどうかを考えてもらって、自信があれば頑張っていくということを繰り返すといいですよ」とエールを送った関さん。

たくさんの熱いお話をありがとうございました! 

KADOKAWAアニメ・声優アカデミーは、活躍するプロフェッショナルから学ぶことで、業界でリアルに求められる基礎知識と実践的なスキルを身につけることができます。  

「声優」「演技」に興味のある人は、ぜひスクールの雰囲気を体感しに来てください。

シェアする