1967年生まれ。スクウェアUSAにて劇場版アニメーション『ファイナルファンタジー』のアートディレクターを担当し、ポリゴン・ピクチュアズにてアニメ監督として『シドニアの騎士 第九惑星戦役』、『亜人』などのTVでのCGアニメシリーズを成功に導く。従来の日本的な制作スタイルとまったく異なったクラウドをベースとした制作基盤により、海外のクリエイターとも提携しつつ、新しい日本のCGアニメのスタイルを確立している。KADAN設立以前から手掛けていた『GAMERA -Rebirth-』がNetflixにて公開。ガメラとゴジラの2大怪獣を手掛けた監督。

米国留学後、1999年にアニメション制作会社マッドハウス入社。日本アニメション業界の黎明期から現在まで活躍し、りんたろう、川尻善昭、今敏監督のプロデュサとしても知られる丸山正雄に師事した。マッドハウス時代の主なプロデュス作品としては細田守監督『時をかける少女』『サマウォズ』などがある。2011年、細田守と共にアニメション映画製作会社スタジオ地図を設立し、代表取締役に就任。以後、細田監督作品のプロデュスに専念する。2018年公開の『未来のミライ』は、第91回アカデミ賞にノミネトされ、齋藤は全米製作者組合（PGA）とオスカノミニにも選出された。2019年からアカデミ会員。

1976年生まれ。アニメ演出家/監督。宮崎駿監督作『千と千尋の神隠し』の監督助手を皮切りに富野由悠季監督『Over M anキングゲイナー』の絵コンテ/演出、その他（『犬夜叉』『名探偵コナン』『とある科学の超電磁砲』『世紀末オカルト学院』『進撃の巨人』『ハイキュー!!』『七つの大罪』『Dr.STONE』『王様ランキング』『ゴールデンカムイ』『劇場版ポケットモンスター みんなの物語』『攻殻機動隊 SAC_2045』など）多数のアニメに関わる。自身の監督作品としてはTVアニメ『亡念のザムド』、劇場アニメ『伏 鉄砲娘の捕物帳』などがある。また、著作に『新訳 亡念のザムド』『さよならアリアドネ』がある。