<導入授業>吉川講師による、「3ds Max」授業!飛行機を制作し、アニメーションで動かしてみよう!

イベント
東京校
アニメ学部

KADOKAWA アニメ・声優アカデミーでは、在学中から実践的な授業が豊富!

今回は、高等部アニメーター専攻2年次に向けた「3ds Max」の授業をレポートします。
「皆さんは、『3ds Max』を聞いたことがありますか?『Maya』は?」と問いかける吉川講師。
2~3人の手が挙がりました!
「考え方などは同じです。会社に入って、使うソフトが違うとしても、どちらかを覚えておけば大丈夫です!」と吉川講師。

【1. 「3ds Max」とは?

今回学ぶ「3ds Max」は、3DCG3次元コンピューターグラフィックス)制作用のソフトウェア。
3Dアニメーション、ビジュアルエフェクトの作成に利用され、映画やゲーム、テレビ番組、CM などの制作現場でも用いられています。

【2. 課題:モデリング&アニメーションを制作!】

【課題】
① 「オモチャの飛行機」をモデリングします。
② 「アニメーション」を作ります。

吉川講師「右側にあるボックスから選びます。【円柱】を押してみてください。
4分割の真ん中でドラッグしてみてください。離すと、高さが出ます。
もう一回クリックすると形ができます。ダメなときは【Delete】ボタンで削除をしてください」

できたオブジェクトの形を、整えます。
吉川講師「『+』の横にあるタブから、『パラメータ』を開きます。すると、『半径』『高さ』
などが表示されます。ここで、『半径』を5cm、『高さ』50cmに設定しましょう。ここまで、大丈夫ですか?」
と、1回の操作が終わった段階で、わからない人、思うようにできない人に向けて、メンバー一人ひとりの画面をチェックしてくれます!

少人数制だからこそ、メンバーに合わせて進度を調整し、一つひとつのステップを確実に進めることができます!

吉川講師「【既定のパース】→【エッジ面】を選択すると、ポリゴンがどのように分割されているか、がわかります。続いて、キャップセグメント:2、側面:10に設定します。
【モディファイヤセットを設定】を押して、【ボタンを表示】を出すまで進めます。次に【メッシュの編集】という項目を選びます。
ボタンの中に【ポリゴンを編集】を選びます。この状態にすると、ポリゴン編集ができるようになります!」

小さいダイアログを出すと、【ポリゴン編集】の中に【押し出し】という項目があるので、
ここのボックスにチェックを入れます。
すると!「押し出し」たい部分のパーツからブロックが突出します!数値に「20」と入力します。

吉川講師「次に、上のタブで【ビュー】となっているところを、【ワールド】にします。
上のタブの十字キーのところで、右クリックをするとダイアログが出ます。
なので、上向きの座標、【オフセットワールド】で Z の部分に『7』を入力します」
この操作を行うと、翼の部分が持ち上がります!
吉川講師「Y の部分に『5』と入力します。わからなくなったら、『Ctrl+Z』で戻ってください」
同様のプロセスで、反対側の翼を作ります。

また、飛行機の尾翼(びよく)も【押し出し】を活用して作ります!

アニメーションでは、「飛行機の通り道」として線上を移動するように設定を行いました。
吉川講師「頂点がカクカクしてしまう人は、右クリックをして、【コーナー】ではなく、【ベジェ】を選択します。すると、カクカクしない線が作れるようになります」

工程がわからず、あたふたしてしまうメンバーにも、
「初めてだから、わからないのは当たり前です」と優しく声をかける吉川講師。

約3時間の授業を受けて、メンバーに感想を聞きました!

【3. アニメーター専攻2年生の感想は?】

佐藤さん「1年次から2年次になるときに、興味のあるメンバー向けに3Dの授業がありました!
あらかじめ学んでおいたほうが、通常授業を受けるときに理解しやすいな、と思って受講しました。
そのときは、『アニメのキャラクターを作る』という授業でした。なので、飛行機を作るところまでは、できる人が多いんじゃないかな?と思います。アニメーションは今日初めてチャレンジするので楽しかったです」

大坪さん「これまでは『CLIP STUDIO』など2Dのソフトをメインで使ってきました。
初めて触る3Dソフトなので、正直、なにがなんだか…… 笑)。
でも、友だちに教えてもらいながら、ついていっています!」

齋藤美優さんは、メモを取りながら授業を受けています。
「導入授業を受けているのですが、久しぶりに触ったので、忘れていました。
将来的に使うソフトだと思うので、頑張ってついていきたいです!」と意欲を見せていました!

中川さんは「機体をピンクにしたのがこだわりです!右側のタブから、機体の色が変えられるんです。
最初はできるかな?と不安に思いましたが、講師と友だちに聞きながら完成させることができました!」と嬉しそう。

解説動画や、独学では習得が難しい「3ds Max」

プロ講師から直接学べるからこそ、効率的に実践的スキルを身につけることができます!

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